『現代短歌一〇〇人二〇首』を読む
2年前から短歌を作り始めました。まったくの自己流です。
何かにとても感動したり、これを詠いたい、と思ったときに私の短歌は生まれます。
でも、今のペースだと1年に十数首しか出来ないし、
俳句をやっている友人は、「とにかくいっぱい作ることは肝心」と言います。
そんなこんなで、いったい短歌というのはどんな風に詠まれているのか、
という視点から短歌関係の本を読んでいる今日この頃です。
『現代短歌一〇〇人二〇首』(邑書林)は、平成13年刊なので、
それ以降の、つまり最新の短歌は含まれていないのだけど、
いろいろな方の短歌を読むことができました。
はじめて知った上村典子さんの短歌がすてきです。
昏れ方の秋の遠岸(とほぎし)おそらくはひとりがみづを汲みゐるひかり
とぢ糸は野のみづひきの花の色国文学科書庫二月なり
草に寝て風のさざ波寄せくれば櫂ながしたる一艘のわれ
短歌入門の本は、今まであまり読まなかったのだけど、
『短歌入門』(近藤芳美著・1979年刊・筑摩書房)には、
ハウツーではなくもっと本質的なことが書かれていました。
by youyouhibiki
| 2008-04-14 07:28
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