<   2009年 11月 ( 10 )   > この月の画像一覧

竜田姫

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春の佐保姫が妹だとしたら、竜田姫はちょっとお姉さん、だとして、
その姿を知っている人はおりません。

がしかし、想像するにこの樹の感じなのではと…。

武蔵大学構内にあり、幹の周りが1.4メートル。
練馬の名木に数えられています。
写真ブログにも載せましたが、こちらにも。

今年は、雑司ヶ谷の大公孫樹(樹齢800年)はじめ、
大きな樹の紅葉・黄葉に出会いました。
どれも燦然と輝いており、いのちの素晴らしさを改めて感じました。
それらの樹が過ごした「時」もまた偉大です。
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by youyouhibiki | 2009-11-29 23:21 | 仕事 | Comments(0)

優雅なひととき

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東博の特別展「皇室の名宝―日本美の華」に行ってこられたGおねえさんから
小野道風「玉泉帖」の絵はがきをいただきました。
書道の先生にお見せしたら、ちょっと書いてみましょうか、ということになり、
右から4行目の「無故」のところをお稽古してくださいました。
今習っている王羲之「集字聖教序」で、ちょうど「無」が出てきたところでした。

楷書から行書にすすみ、少しずつ慣れてきて、
昔の筆の跡を辿るなんて、もしかしてとても優雅??

葉書をくださったGおねえさん、ありがとうございます。
今、メールでお礼しようと思ったのですが、なぜかブログで御礼を言ってる私。

そのうち、巻紙で水茎のあとも鮮やかな手紙をば。。。をば。。。
あと10年後くらいには出せそうです。orz
それまで気長に待っていてくださいね。。。
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by youyouhibiki | 2009-11-29 23:08 | 美術 | Comments(2)

今日のブラタモリ

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今日のブラタモリ(NHK綜合22:00~)で、
かねてから見たいと思っていた三井本館@日本橋の金庫などを
見せてくれるらしい。

以前、写真撮影を断られ(当たり前)
興味津々だった建物内部。

どのように撮されるのかは不明ですが、見ようと思ってます。


※「ブラタモリ」は、古地図を持って街を歩こう、という番組であるらしい。
 前から気になっていた番組です。


追記:
日本橋のこともブログに書いてますので、リンクしておきます。
ちょうどこの頃から私の東京散策も始まったような気がします。
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by youyouhibiki | 2009-11-26 19:47 | 旅・散歩(下記以外) | Comments(6)

ちょっとだけ思うこと

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今からずーっとずーっとむかし、
京都で茶道関係の事務局に勤めていた頃の
事務局長のことを、何かにつけて思い出します。

その方は、局長になってそれほど経っていなかったですが、
仕事をただ命じるだけでなく、
我々職員の仕事の流れにも気を配る方でした。
たとえば各課で日報を書くことになっていたのですが、
仕事上ちょっと困ったことなどを書くと、
必ず「今後どうしたらいいか」という改善案を出してもらえたのです。

たとえばA課とB課で仕事の内容が一部重なり、
しかしその対処の仕方が微妙に違っていて、
A課B課の関係が微妙にギクシャクしたことがありました。
局長がA課B課の両方に話をきいて、
今後はどのように仕事を分担するかを決定。
それによって、A課B課の関係ももとにもどりました。

「事務局」といういわば非営利団体だったから
(営業とかノルマとかに関係なかったので)、
それは可能だったのかもしれませんが、
私がそこで学んだのは、
「問題を解決しようという努力をすれば
職場環境はよくなる」ということでした。

それから何年もたって、今度は何人かのスタッフに
仕事をお願いする立場になってからも、
必ず「問題を解決しようという努力をすれば
職場環境はよくなる」と信じてものごとに当たりました。
小さなな個人会社でしたが、ありがたいことに多くの方が
長く勤めてくれましたし、
出産などで辞めてからも少し経つと、「時間ができたので
またこちらで仕事させてほしい」と言ってくれた
スタッフが何人もいたのはとてもうれしいことでした。

今は仕事もスタッフを雇うのではなく対等の立場で連携して
やっていますので、
それももう昔のことなのですが、今にして思うのは、
私が事務局長さんに教わって、わずかながらでも実行したことを、
もしかして伝えれば、少しは役に立つのだろうかということ。
というのも、今の時代の人たち、前の時代からそいういうノウハウを
あまり受け継いでいないように思うからなのですが。。。

(でも、あとの人に伝えるといっても、私ごときがね。。。)


その事務局長さんは、私が東京に来てしばらくして、
亡くなられたそうです。
今の私よりお若かったと思います。
わずか2年に満たない期間でしたが
多くを学ばせていただいたことを
ずっとずっと感謝し続けています。
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by youyouhibiki | 2009-11-25 00:38 | 思う・考える | Comments(0)

81番 観蔵院~70番 禅定院~16番 三宝寺

春にお参りしていた豊島八十八箇所ですが、
夏あつくなっていささか中断していました。
今日はお天気よかったので、未踏の地・石神井方面へ行きました。

練馬区に引っ越してから、この地が武蔵野の一端なのだなぁという感を
日々深めていますが、秋ともなればなおさらです。
それに、京都出身の私、昔から「武蔵野」と聞くと心ときめく習性が、
「関東ローム層」などと聞くと、なおさら胸がきゅんと。。。
(ちょっとへん?)

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さて今回も自転車で行ったのですが、
最初に行った81番 観蔵院、これがまさに私のイメージする「武蔵野」。
お庭がとっても自然な感じで、午後3時前だったのですが
この時刻ともなると日の影が長くなり、逆光を浴びるもの、
影をつくるもの。。。
しばらく佇んでおりました。

それからわりあい新しくて大きな70番 禅定院から16番 三宝寺へ。
ここも大きなお寺で、寺院様式というのか奥の院まである
お寺でした。ところで三宝ってなんだっけ。。。
これは帰ってから調べました、「仏」「法」「僧」が正解です。

そのあと、石神井公園に着いたのは5時前。
もうかなり景色も暗くなっていたのですが、すてきなところですね。
今度ゆっくり来よう、と思いました。


写真は上4枚が観蔵院、下2枚が三宝寺。

追記 ちょっと日焼けしたかもしれません。頬のあたりがヒリヒリします。
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by youyouhibiki | 2009-11-15 23:03 |  花遍路 豊島八十八箇所 | Comments(0)

本に添えて

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出来上がった本を、同級生のお父上に送りました。
そのお父上は今年めでたく米寿をむかえられました。
SNSで書いていらっしゃる短歌日記を
いつも楽しみに拝見させていただいてます(HN おんたいさま)。
先日、お米をいただいたE先生も父のような存在、と書きましたが、
おんたいさまもまた父のような存在であり短歌の師でもある存在です。
以下、本に添えた手紙です。

         *     *     *

おんたいさま

霜月ともなり、まわりの景色も冬めいてまいりました。
最近日記が最近更新されないので、お元気でいらっしゃるか案じておりましたが、
先日、いつもとかわらない日記を拝見してほっといたしました。

さて私、連句の会「鹿吟舎」の先輩 ○○○氏から、連句とは別にやっていらっしゃる
どどいつ集出版のお手伝いをさせていただくこととなり、この度やっと
『風のしらべ 現代どどいつ自選二十人集』を刊行することができました。

ご存じの通り「七七七五」形式のどどいつですが、
ここにあるどどいつの多くが「折り込み」になっています。
たとえば

   も ろ い 商 売
   ま へ ん や ろ か
   っ ぱ り だ す な ァ
   な い ま へ ん

ですと「おおさか」が折り込まれています。
どんなお題が隠れているか探しながら、どどいつを楽しんでいただければと存じます。

今回は、どどいつをやっていらっしゃる方々への参加呼びかけの案内状や、
参加者の方々が書きやすいようにオリジナル原稿用紙をつくったり、
編集・校正・印刷の手配など本づくり全体に関わらせていただきました。
また、どどいつの普及につとめていらっしゃる○○○氏の師の
「どどいつを広く後世にまで伝えたい」とのご意思から
ISBNコードを取得、まがりなりにも「出版者」と名乗ることにもなりました。

いま現在、出版されている本の数は夥しく、
またそれにもかかわらず出版不況が言われておりますので、
上を見れば目眩がしそうですが、自分の周辺から見ていけば
本の必要性は決してなくなることがないと信じています。
ですので私も少しでもこの仕事に携わっていければと思っております。
(従来通り、組版の仕事はスタッフとともにやっており、
自費出版はそれとは別に請けています。)

思い起こせば、おんたいさまと日記でお目にかかるようになった頃は、
私も出版業界という大きなものをカタマリで捉えてもがいていた時期でしたが、
もう少し自分の枠を拡げてみようと製本を習い、『時局三吟』を製本した時期でした。
そして『時局三吟』を差し上げた父の旧友(都立高校で社会を教え、
そののち画家になられた方)が、「自分の教え子に連句をやっている人がいるから」と
教え子(上記の○○○さま)に『時局三吟』を差し上げてくださり、
その後、○○○さまのお父様と私の父が同じ職場だったことや、
市原豊太先生にフランス語を習われてたことなどから、
若輩の私なのに連句の会に誘ってくださったのでした。
そう考えると、いろいろな不思議なことが本を巡って起こっているようでもあり、
市原先生や父に見守られているようにも思います。

おしゃべりが長くなりましたが、おんたいさまには
腰痛どうぞご無理なさらずお過ごしくださいませ。
日記はときどきでも一行でも書いていただけましたら、幸いです。
あ、でもくれぐれもご無理はなさらないでくださいませ。

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追伸 最近は連句のためにもっぱら俳句を勉強中です。
いつもは短歌を添えさせていただくのですが、
今回はこのような俳句(?)を添えさせていただきます。

   凍る日の 蝶は黄花を 好みおり     きらら
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by youyouhibiki | 2009-11-15 19:56 | 仕事 | Comments(2)

連句ルネサンス?

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この1ヶ月くらい、私生活では俳句のことしか考えないくらい
俳句にはまってました。
読む本も、俳句の本ばかり。

俳句上達法とか句集とかいろいろ詠みましたが、
自分の俳句がよくなる以前に、ちょっと俳句と連句のことで気づいたことがあります。
 
正岡子規が従来の連句の発句だけを俳句と名付けたのは有名ですが、
その影響か明治に入ってから連句人口は激減しました。
一時、連句というとちょっと軽蔑されていた感無きにしもあらずです。
 
ところが最近の歌人、俳人の方々はずいぶん連句をされるようになっているのですね。
長谷川櫂氏はかなり前から連句の指導を若い方たちにしておられますし、
正木ゆう子の『夏至』(春秋社)あとがきによりますと
(前略)今回も前句集同様、句集に一般的な編年体にせず、敢えて言えば、
連句の構成をわずかに意識した。
「恋の座」を設けたのもそのひとつ。この時期、同人誌「紫薇」において、
眞鍋呉夫さんとの両吟の機会をたびたびいただいた。
新宿の喫茶店で半日をかけて連句を巻くとき、
私たちが俄然張り切るのは恋の座だった。(後略)
と書かれています。
 
正木さんの俳句はたとえば

  水の地球すこしはなれて春の月

  はつなつの馬五次元をこころざす

などが有名ですが、『夏至』の「恋の座」に含まれている

  月の出や草泊まりしてふしてみたく

も最近評判になっており、私も好きな句です。

(草泊まりとは、阿蘇の周辺で初夏に草を刈ったあと小屋に泊まること)

思うのですが、俳句を作ろうとするとどうしても自分と自分の目で見たことを
読みこむことになりがちなのか、と。
連句だといろいろなシーンを詠んでいくので、それを俳句に応用すると、
俳句の幅が広くなるのではないでしょうか?

などと、いっぱし生意気なことを申し上げましたが
実作がともないません。俳句の道はるかなり、です。
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by youyouhibiki | 2009-11-12 17:58 |  連句・歌仙 | Comments(5)

鼠小僧と龍之介

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両国は芥川龍之介の生家跡があることも、
行ってみたい理由のひとつでした。
回向院から歩いて10分くらいのところに生家跡があります。

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また、そこから歩いて5分(回向院の方へもどる)のところにあり
芥川が通学していた両国小学校角には杜子春の石碑がありました。
その横の両国公園は勝海舟生家跡です。

芥川というと英文学の影響を強く受けていると思われがちですがが(実際そうなのですが)、
実は彼は両国で育った江戸前の人なのだ、という文章を以前読んだことがあります。
生後すぐに母が発狂、芥川家の養子になりましたが、
「芥川家は江戸時代、代々徳川家に仕え雑用、
茶の湯を担当したお数寄屋坊主の家である。家中が芸術・演芸を愛好し
江戸の文人的趣味が残っていた。(wikipedia)」という環境で育ち、
両国近辺には19歳のときまで住んでいました。

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帰ってから鼠小僧のことをちょっとwikipediaで見ていたのですが、
なかなか面白い記述がありました。
鼠小僧について「金に困った貧しい者に、汚職大名や悪徳商家から
盗んだ金銭を分け与える」と伝説がある。
実はこの噂は彼が捕縛される9年も前から流れていた。
事実、彼が捕縛された後、役人による家宅捜索が行われたが
盗まれた金銭はほとんど発見されなかった。
傍目から見ると彼の生活が分をわきまえた慎ましやかなものであることから
盗んだ金の行方について噂になり、このような伝説が生まれたものと
考えられる。
しかし現実の鼠小僧の記録を見るとこのような事実はどこにも
記されておらず、現在の研究家の間では
「盗んだ金のほとんどどは博打と女と飲酒に浪費した」
という説が定着している。

当時の重罪には連座制が適用されていたが鼠小僧は勘当されているために
肉親とは縁が切れており数人いたという妻や妾にも
捕縛直前に離縁状(離婚証明)を渡していたため、
天涯孤独の身として刑を受けた。
この自らの行いに対しあらゆる人間を巻き込まずに済ませたという点も、
鼠小僧が義賊扱いされる要因のひとつとなっている。


芥川の書いた短編に『鼠小僧次郎吉』があるというので
青空文庫で読んでみました。
前の日記のとおり、回向院には次郎吉の墓があり、
芥川には馴染みの人でありヒーロー(?)だったのでしょうか。
いなせな次郎吉のしゃべり言葉を、楽しみながら書いたのでは、と思います。
大正8年の作といいますから、健康状態もまだ晩年ほど悪くなってなかったでしょう。

昭和2年に芥川は亡くなるわけですが、
その時世の句は

  水洟や鼻の先だけ暮れ残る

でした。ある方の本(どこのだれだったか失念)に、
「かろうじて鼻だけが生きている状態」というような文章がありました。
自身は死の理由を遺書の中で「僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」と書いており、
またある人はそれだけではなく(軍国主義へと向かう)時代が持つ漠とした不安も
あったのでは、と言います。

  木がらしや東京の日のありどころ

という句などを見るとなるほどそうなのかとも思えますがまた両国へ来てみて、
江戸というものからだんだん切り離されていく東京への不安も
あったのでは、と思いました。
(今の両国は東京の他の地域から比べると、
今もとっても江戸らしくはあるのですが。。。)

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そういえば龍之介は自身を河童と名告っており
私のイメージだと河童は川の上流の流れの急なところで泳いでいる感じなのですが、
芥川の河童はきっと大川の河童なのですね。

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両国から見る隅田川は残照の中ゆったりと流れていました。
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by youyouhibiki | 2009-11-08 19:43 |  芥川/片山廣子 | Comments(0)

両国そぞろ歩き

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3日の文化の日、お天気がよかったので
夫と両国方面へ行きました。
大江戸博物館へ行くとき、駅でお散歩マップを見て
一度行きたいと思ってたのです。
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まず隅田川の遊歩道へ行ったあと、回向院へ。
ここは江戸時代のいわゆる「振袖火事(明暦の大火)」犠牲者を祀るお寺。
そして勧進相撲が行われた場所なので代々のお相撲さんを祀る「力塚」があります。
左は「木遣塚」。
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そしてかの鼠小僧次郎吉のお墓があります。戒名は「教学速善居士」。
夫が「墓石削って持つと賭け事に強くなるって言うよ」と言うので
さっそく(一生懸命)削ってみました(手前のダミー墓石)。

  しかし待てよ、私、賭け事やらないじゃん。。。
  ま、いいか。人生そのものが賭け、とも言うし。。。(^^;;
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次郎吉のお墓左には猫塚! え? 鼠の横に猫? と思ったのですが
これは猫の報恩伝説にちなんだもの。
猫塚だけでなく犬猫供養塔とかペット塚とか、いっぱいありました。
回向院の境内には、猫の報恩伝説で知られる「猫塚」(文化十三年・1816)、
「唐犬八之塚」(慶応二年・1866)、「オットセイ供養塔」(大正15年)、
さらに義太夫協会の「犬猫供養塔」、飼鳥獣商協同組合による「小鳥供養塔」、
邦楽器商組合の「犬猫供養塔」など、さまざまな動物の慰霊碑、
供養碑があります。(回向院ホームページより)

(写真のお嬢さんは通りがかりの方です。)
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次郎吉のお墓手前には猿若勘三郎(初代中村勘三郎)のお墓が。
江戸歌舞伎は猿若座にはじまりました。合掌

回向院を出てほんの少し歩くと、吉良邸あとにつくられた公園(右)があり、
討ち入りの際殉職した吉良側の方たちの霊が祀られていました。
復元された首洗いの井戸もありましたが、ちょっとコワイので写真を撮るのは控えました。

このあと、芥川龍之介生地跡などへ行くのですが、それはまた別に書こうと思います。
このあたり、ごく狭いエリアにいろいろ歴史を感じさせるものがあるので、
散歩には絶好の場所です。
江戸博に行くと、それだけで足が棒のようになってしまうので、
日を改めて行って正解だったようです。
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by youyouhibiki | 2009-11-08 12:50 | 旅・散歩(下記以外) | Comments(0)

大きなつづらとおば(ぁ)さん

以前つとめていた虎ノ門の法律事務所、
そこのE先生は父の級友だった方なのですでに80歳以上のお歳なのですが
今も現役で弁護士をしていらっしゃいます。
父亡きあと、私の父親のような存在です。

去年、「お米が田舎から来たから取りにいらっしゃい」と連絡をいただき、
「あ、リュックサックかなにか持ってきたら?」と言われて行ったところ、

  「はい、これね。持てる?」
     「だ、だいじょうぶです!(汗」

背中に背負って、手にも持って、買い出しのおばさんのようなかっこうで
家に帰って測ったら、なんと7キロありました。

このお米、とても美味しいのです。
どれくらい美味しいかというと、某料亭の板長さんがこれを食べて以来、
自宅米はこれ! と決めているくらい。。。

今年も新米の季節がやってきました。
あのお米、また食べたいなぁ。。。でも「お米ください」というのもなんだしなぁ。。。
そこで考えました。用事でファックスするときに、このような出だしにしました:

  「E先生  
  すっかり秋らしくなってまいりました。
  去年いただいた新米の味を思い出す今日この頃です。」

その後しばらくして電話があり、

  「お米来たからあげるよ!」
     「やったーーー!!」

かくして先日、お米をいただきに行きました。

  「はい、これね」
    「えーーっ! 持てません!」
  「大丈夫、大丈夫。外国行くときのトランク貸してあげるから」

宅配便で送ってください、と頼もうかとも思ったのですが、
がんばって持って帰りました。

虎ノ門→タクシーで桜田門。
警視庁の前で有楽町線に乗ろうと思ったらエスカレータがないので
警視庁の前で警備している、すごくがっちりした体型の警察官の方に
「エスカレータのある地下鉄の入口はありませんか?」ときいたら
親切に教えてくださいました。
えっちらおっちらトランクを引っ張って(公安委員会の前では呼び止められたらどうしようと
心配したのですがそういうこともなく)、やっと地下鉄の駅!と思ったら
なんとそこは霞ヶ関の駅でした。(脱力

有楽町線なら新桜台まで1本だったのですが、
結局、池袋経由で帰りました。
途中で数回、途方にくれて立ちすくみました。

移動はすべてエスカレータ、近年のバリアフリーには感謝感謝でした。
池袋で電車に乗るとき、5センチから7センチくらいの段差があり、
引っ張り上げるのがたいへんでした。
新桜台には夫に来てもらい、家に帰って一段落ついたころ、
秘書のYさんと電話。

  「無事着いた?」
     「大丈夫です。着きました」
  「よく持って帰れたわね~。あれ、半俵かしら、30キロくらいよね。。。」

重さを聞いて脱力したのは言うまでもありません。
この次、トランクを返しに行くときには、お返しに鳩か何か入れていこうと思っています。
今夜からうちは新米です。
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by youyouhibiki | 2009-11-01 11:44 | 衣食住 | Comments(2)


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