二の酉へ
先日、練馬に用事があって行ったら一の酉でした。
練馬の大鳥神社は、路地に囲まれています。
ということは、神社を囲む路地のすべてに屋台が並ぶのですね。
一の酉のときも路地に屋台と人がびっしり。なんて楽しそう!!
でも所用にて立ち寄ることができず、二の酉はぜったい行くぞ!と誓った私でした。
家に帰ると夫にも伝え、カレンダーにマルをつけて待っていた二の酉。いざ出陣!
少し並んでお参りをして、それからあっちの路地こっちの路地の屋台を覗きして
帰りました。
酉の市というと思い出すのは『たけくらべ』。出だしには熊手作りを内職にする
吉原近辺のおかみさんの様子が描かれており、
主人公の美登利がふっつりと自分を周りから閉ざしてしまったのも
酉の市を境にしてのことでした。
一葉忌 ある年酉に あたりけり
宵酉の 廓の雨と なりにけり
とは一葉ファンだった久保田万太郎の句。
今日も折から雨が降り出しました。
京都出身の私にはそれほど馴染みのなかった東京の酉の市ですが、
一葉さんがいて万太郎がいて、だんだん思い入れを深くしてきたような
気がします。
二の酉や東京という風の中 拙句
(まだまだ三の酉に続く)
練馬の大鳥神社は、路地に囲まれています。
ということは、神社を囲む路地のすべてに屋台が並ぶのですね。
一の酉のときも路地に屋台と人がびっしり。なんて楽しそう!!
でも所用にて立ち寄ることができず、二の酉はぜったい行くぞ!と誓った私でした。
家に帰ると夫にも伝え、カレンダーにマルをつけて待っていた二の酉。いざ出陣!
少し並んでお参りをして、それからあっちの路地こっちの路地の屋台を覗きして
帰りました。
酉の市というと思い出すのは『たけくらべ』。出だしには熊手作りを内職にする
吉原近辺のおかみさんの様子が描かれており、
主人公の美登利がふっつりと自分を周りから閉ざしてしまったのも
酉の市を境にしてのことでした。
一葉忌 ある年酉に あたりけり
宵酉の 廓の雨と なりにけり
とは一葉ファンだった久保田万太郎の句。
今日も折から雨が降り出しました。
京都出身の私にはそれほど馴染みのなかった東京の酉の市ですが、
一葉さんがいて万太郎がいて、だんだん思い入れを深くしてきたような
気がします。
二の酉や東京という風の中 拙句
(まだまだ三の酉に続く)
by youyouhibiki
| 2011-11-15 00:37
| 酉の市/樋口一葉
本のこと、詩歌のこと、美術展のこと、and so on...
by youyouhibiki
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