4月に読んだ本
図書館で須賀敦子さんの本を借りようと思ったら読んだものしかなかったので、
たまたまお隣にあった『神の棘』(須賀しのぶ・早川書房)を借りました。
本を借りたときは、表紙の絵↑からして、
また、須賀しのぶさんはライトノベルの作家とどこかに書かれていたので、
どちらかというと軽い感じの本を想像していたのですが、違った。
えーっ、こんなにハードでいいの? そう思いながら読みすすみました。
何しろ読み始めると一気読みするタイプなのですが、
さすがに上下巻はたいへんだった。
(じっくり読みたいのと、先へ急ぎたいのとで)。
下巻最初で少し中だるみしたのですが、この部分も後で重要になってくる。
下巻途中からはまさに一気読みでした。
いやー、すごい作家さんだなぁ。
なんでも学生時代のご専門は史学@上智大学とか。
第二次世界大戦前後のドイツの空気を、
おそらくものすごく的確に綴っておられると思う。
その中で、正義と悪、神と人間…と言う普遍的でもあり個別的でもある
様々な問題を展開しておられる。
しかも最後の一ページまで、結末が分からない。
友人に聞くと、須賀しのぶさんはコバルト文庫で読んでいたとのこと。
なつかしいコバルト文庫も読んでみたくなりました。
ちなみに、発売直後に装丁が変わったんだそうです。
雰囲気にあわせたのかな? いまの装丁はこちら↑です。
たまたまお隣にあった『神の棘』(須賀しのぶ・早川書房)を借りました。
男は神を棄て、栄光を手にした――
激動のナチス・ドイツを貫く、二人の青年の魂の相克!
『キル・ゾーン』『流血女神伝』などの軍事冒険小説で
高い評価を受ける著者が、ミステリ界に新たな足跡を刻む、
全2巻連続刊行の歴史ロマン巨篇。
1935年、ドイツ。若く優秀な保安情報部(SD)員アルベルトは、
党規に従い神を棄てた。そして上官のハイドリヒから、
ヒトラー政権に反発する国内カトリック教会の摘発を命じられる。
一方、アルベルトの幼馴染マティアスは、大恐慌で家族を失くし、
修道士として静かに生活していた。
道を分かたれたはずの二人が再び出会ったとき、
友情と裏切りに満ちた相克のドラマが幕を開ける。
全二巻連続刊行の歴史ロマン大作!(早川書房HP)
本を借りたときは、表紙の絵↑からして、
また、須賀しのぶさんはライトノベルの作家とどこかに書かれていたので、
どちらかというと軽い感じの本を想像していたのですが、違った。
えーっ、こんなにハードでいいの? そう思いながら読みすすみました。
何しろ読み始めると一気読みするタイプなのですが、
さすがに上下巻はたいへんだった。
(じっくり読みたいのと、先へ急ぎたいのとで)。
下巻最初で少し中だるみしたのですが、この部分も後で重要になってくる。
下巻途中からはまさに一気読みでした。
いやー、すごい作家さんだなぁ。
なんでも学生時代のご専門は史学@上智大学とか。
第二次世界大戦前後のドイツの空気を、
おそらくものすごく的確に綴っておられると思う。
その中で、正義と悪、神と人間…と言う普遍的でもあり個別的でもある
様々な問題を展開しておられる。
しかも最後の一ページまで、結末が分からない。
友人に聞くと、須賀しのぶさんはコバルト文庫で読んでいたとのこと。
なつかしいコバルト文庫も読んでみたくなりました。
ちなみに、発売直後に装丁が変わったんだそうです。
雰囲気にあわせたのかな? いまの装丁はこちら↑です。
by youyouhibiki
| 2013-04-25 22:35
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by youyouhibiki
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